レポート

卑弥呼弁当制作の裏側

爽やかに晴れた10月のある日、福岡県田川郡福智町にある「食味倶楽部 藤」にて、卑弥呼弁当に関する話し合いが行われました。

メニュー監修者やプロデユーサー、料理人、観光協会担当者など、合計7名が勢揃い。試作品を食べたり意見を出し合ったりしてメニューの詳細を決めていきました。

みなさん真剣に話されていました
試作品とサンプルのお弁当

話し合いの中では、お弁当に使われる食材についてや、お品書きについてなど、それぞれのこだわりについての意見がどんどん出ていました。

そして当日出来上がったお弁当がこちら!

こだわりの詰まったお弁当が出来上がりました!!

卑弥呼は長寿だったとされていることからも、当時の食文化、食材をイメージしながら、食材の魅力を活かせる健康的なメニューで保存料を使わず仕上げています。

食材は、縄文時代、弥生時代の食文化や、卑弥呼の時代に九州で食べられていたものを使用し、魏志倭人伝で記載されている食事などを参考にメニューを開発。
特に栗は材木や実を食料にできるため、広い地域で栽培されていたことから卑弥呼弁当では笑い栗として提供いたしました。

お米は、古くから水稲栽培が伝わっていた遠賀川流域にちなみ古代米や十穀米を、食べやすい白米に混ぜて提供し、ソースは「勾玉の木」という和名を持つカシューナッツのソースと野菜の旨味を凝縮したソースを開発し、味わいのアクセントにしています。

また、調理に使われている砂糖は、甘さが柔らかくミネラルが豊富な甜菜糖を使用し上品で口当たりのよい甘さに仕上げました。

事前予約制の「卑弥呼弁当」は、200個以上お買い求めいただけました。

熱意とこだわりがつまった「卑弥呼弁当」は、皆様にご好評いただき、大満足の結果となりました。

この「卑弥呼弁当」は、今後もイベントや小売店での販売を目指していきたいと思います。

販売の詳細など決まりましたら、また当ブログにてご報告いたします。

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